夏セミンゴ2018

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Chapter.5 Politics - ケース例"THW require individuals to pass a general knowledge test on politics to vote"

次の政治Motionは

THW require individuals to pass a general knowledge test on politics to vote(NDO  2018 Rookie GF)です。

 

似たようなMotionがちょこちょこあるので、

This House would require candidates to pass an aptitude test when running for political office(ESUJ 2016 R3)

THBT voting eligibility should be based on the passing of civic tests instead of age(Gemini cup 2012 R2)

一回練習しておくと、これらのMotionや他のPolitics Motionに使えると思うので、ぜひプレパ練とかやってみてね!

 

普通であればGov/Oppから書いていくんですが、今回は"General Knowledge"が何か?というDefinitionがDebateをかなり左右します。かつ、これはGovがtestの内容/難易度を決めることができるので、ここはかなりGovが有利な点です。

こういうDefinitonがすぐに決まらないときにGov/Oppがそれぞれプレパで何を考えるべきか?ということを先に書こうと思います。

 

Govが考えるべきこと:

「自分たちがsolveしたいProblemはなんだ?」ということをきちんと考えて、それに合わせてDefinitionを決めましょう。おすすめ動画であげた"Will Jones on first proposition"の動画でも言っていたように、何をやるか(Definiton)から考えるのではなく、何故それをやるのか?(argument)から考えましょう。

 

またもう1つの考え方として、ある程度裁量がある時は「どうやったら一番楽に勝てるか?」というのも大事です。

Oppのharmが「学歴がない貧困層が投票できなくなる!」とかだと予想すれば、testの内容を簡単にすればOppのharmを大分削ることができます。逆にテストを難しくすればするほど合格できない人が増えるので、Oppのharmは大きくなります。ただし、あくまで"General knowledge"と書いてあるので、専門家しか解けないテストはwording的にアウトでしょう。

 

Oppの考えること:

プレパすると気づくと思いますが、Govのdefinitonが決まらないとS.Q.とA.P.の違いが分かりません。なのである程度想定に基づいてプレパしますが、このときに考えるべきは「Govに一番都合の良いDefinition/modelは何か?」ってことです。

理由は、そのdefinitionで勝つケースを考えることができれば、他のdefinitionでも絶対勝てるからです。なので、Govがある程度簡単なテストにしてくることを予想して、プレパしましょう。

 

ではargumentに入ると、

Gov

(1)How election should be

(2)what should be the criteria of voting

(3)how the existence of test improve the quality of choice

 

Opp

(1)how election should be

(2)what should be the criteria of voting

(3)how the existence of test worsen the live of poor/uneducated

 

Gov

(1)How election should be

 

politics - 概論のとこでも書きましたが、選挙は国民が政治を行って欲しい政治家に投票するシステムです。この前提には、国民が「自分は誰に政治を行って欲しいのか?」っていうのが理解できるというのがあります。そのためには政治や経済、宗教の基本的な知識/理解、政治家のパーソナリティを判断できる能力があることが条件になります。なので、それを行える人にのみ選挙権を与え(grant voting right)、そうでない人には与えないというのがあるべき姿でしょう。

これはchoiceの議論と同じ基盤があります。子供に多くの選択ができないのは、そのabilityやknowledgeがなく、正しい選択ができないからですね。

 

(2)given the principle of election,  why criteria of "general test" is legitimate 

 

これを踏まえると、S.Q.の「成人に全て選挙権を与える」というcriterionでは、上記の前提は保たれないことを説明しましょう。30歳だからと言っても、経済のことは何も分からない、大きな政府と小さな政府の違いも分からない、シリアの場所も分からなければイスラム法テロリズムを教義(Doctrine/Tenet)として謳っていると信じて疑わない人が、「自分はキリスト教だから、とりあえずRepublicanに投票する!」と言ってRepublicanに投票したとして、その意味を理解しているでしょうか?

こういう人は一般人でもいますし、いわゆるSingle issue voterと呼ばれる「1つの争点のみでvoteを行う人」にもたくさんいます。

 

なので自分が投票したparty/candidateがどういう政策を掲げているのか、きちんと理解できる状態にあるためにGeneral Testを受けさせましょう。

これによって、electionのprincipleが達成されます。

 

すごいどうでもいいですが、sufferって単語あるじゃないですか?苦しむって。文章の関係で名詞で言いたくて、sufferageって言いたくなるんですが、sufferage/suffrageは「投票権」という意味です。間違えやすいので気をつけましょう。

 

(3)how the existence of test improve the quality of choice

 

テストを課すことによって、合否が当然出るのでcharacterが別れます。

(A)普通に受かる人

(B)勉強したら受かる人

(C)テストに受からない人

 

(A)の人はS.QもA.Pも変わらないのでどうでもいいですが(Not Mutually Exclusive)、(B)の勉強したら受かる人はこのmotionのbenefitとして言えます。とりあえずIncentiveとして「自分の生活をよくしてくれるpartyに投票したいから、頑張って勉強する!するとテストに受かる!」って言いましょう。彼らがきちんと勉強することによって、政治や国際関係のことが分かって、より良い投票ができます。一番いいのはこれによって世の中が良くなる!っていうことですが、それは結構burdenが高いので、"the fact that they can make a better, more inforned, rational decision, is in itself a good things"ってburdenが地べた這ってるbenefit出しましょう。

ここで問題になるのは(C)です。Oppが「テストに受からないPoorはどうするんだよ!」って言ってくるのは明らかなので、

(a)少なくとも義務教育を受けた人なら、勉強すれば受かるようなテストを作る。てか、Oppから「テストどれくらい難しくするの?」ってPOIで聞かれるので、これはちゃんとModelで「義務教育受けたら、ちゃんと受かるくらい!」って言いましょう。

もしResourceが必要ならTextbookなりOnline education resourceなりStateがprovideするから大丈夫!ってRefuteしましょう。これはModelで言えるといいですね。GovはModelで言いましょう。

(b)仮に勉強が足りんくて受からんかったとしても、その人は「自分が本当に何が欲しいのか、どんなPoliticianに選ばれて欲しいのか分かっていない!知識がなさすぎるからだ。その人はchoiceをしても意味がないし、その人のためにならない」って言い返しましょう。

 

また、Secondとかで言えるかなって思うのが、人々がバカだとずるい政治家がそこにつけ込んで、国民を騙すharmが起きうるとは言えるのかと。

無知につけ込んで、具体的なpolicyを言わずにRhetricで自分を良く見せたりして、自分はPoorにムッチャ優しいですよ!って言いながら実は掲げてるPolicyが全てIn favor of richである、なんてharmも起き兼ねません。Politicianは自分を良く見せることに命をかけてるので、これくらいは普通にやるでしょう。

これをPreventできるってのは言えるかと。

 

Opp 

 

OppもきちんとModelを立てようね!ModelはSQの成人に選挙権与えるでいいでしょう。

 

(1)How election should be

上にも買いたように、選挙で大事なのは、「自分は誰に政治を行って欲しいのか?」っていうのが理解できるというのがあります。ここで、Govの意見に反旗を翻して、知識や教養がなくても、「自分は誰に政治を行って欲しいのか?」が分かると言いましょう。

例を挙げると、あなたがケータイを買うとします。あなたはケータイの値段や構造に詳しいわけでもなく、なんとなくiPhoneがおしゃれで、みんな持ってるから買おう♪なんてノリで買います。これに対して政府が「お前は何も分かってないから、その選択肢はない!」なんて言いますか?絶対言いませんよね。これと同じことが言えるかと。

つまり、宗教のことしか知らない人がRepublicanにVoteして、それchoiceのdefenseとして、「私は政治や国際経済は正直全然分からない。それを認識した上で投票しているから問題ない。私は自分が行ったchoiceの意味を分かっているし、rationalなchoiceだ。

更に言えば、テレビで人々がたまに言っているSyriaってのがどこにあるかも知らないし、どうなろうが興味もない。私にとって大事なのはabortionがbanされることであり、それ以外はどうでも良い。」

つまり、国民に知識がなくても、民主主義の基盤である「政治を行って欲しい政治家に投票する」システムは保たれると言いましょう。

 

(2)given the principle of election,  why criteria of "general test" is illegitimate 

 

上記の話を踏まえて、S.Q.の「成人に全て選挙権を与える」というcriterionが十分であり、Testによって知識を計ることは、Unnecesaryで、Unjustな区分けであると言いましょう。正当なchoiceの権利をもつuneducated poor/idiot/ignorantが、テストによって選挙権を失うと言いましょう。これは不当です。

 

(3)how this test damage the life of poor/uneducated citizen

 

このテストによって選挙権を失うのは、間違いなくPoorでしょう。Poorは教育レベルが低く、勉強時間も短く、compulsory educationで習ったことの定着率が低いです。

Govは「勉強すれば受かる!」って言いますが、Poorは時給の低いBlue color jobに付いていることが多いので、労働時間がかなり長いです。

アメリカだと、2つの仕事を掛け持ち(マック)(清掃のおばちゃん)を掛け持ちしてるとかが分かりやすいでしょう。冷静に考えて、一日13時間も働いてて、勉強するのは無理です。そのenergyもtimeもありません。

すると、多くのケースでPoorがvoteするPoor friendlyなparty(アメリカだとDemocratic party)が負けやすくなります。金持ち党(アメリカならRepublican Party、イギリスならconservative party/tory)が勝ちやすくなり、福祉の削減などで生活が苦しくなります。

Govは「知識がない中でchoiceしても、正しい選択ができない!」って言いますが、「いや知識がなくても、Democratic partyがpoor friendlyってのは分かるでしょう。みんな投票してるし。それが分かって、Demcratsが勝てばPoorは幸せだよ。何が悪いの?」って言えばいいかと。

 

ただこのハームで気をつけないと行けないのは、そもそもPoorは投票率が低いと言うことです。以前ケース例:THW give more votes to the poorでも記事書きましたが、Poorには色々投票ができない理由があって、SQテストがない時点での投票率がすでに低いです。それがテストのせいでちょっと減ったからと言って、影響でんの?ってRefuteはGovから来そうです。

また、このテストによって投票権を失うのはPoorだけじゃないでしょう。middle classやrichでも、社会人になってニュースも久しく見てなく、知識がない人は結構います。すると「今まで投票はちょこちょこ行ってたけど、テストを受けに行くとなると面倒だし、勉強するのもちょっと手間だし、まぁいいや」ってなる人はそこそこいると思います。

すると全体的に投票率が下がって、結果が実は変わらないのでは?ってRefuteもGovから来かねないので、それは頑張って返しましょう!返し方知らんけど!

 

一個分かりやすい「welfare cut」のexampleとして、イギリスのNHS(国民医療サービス)の崩壊が挙げられます。これは知っておいて絶対損はないです。税金を削りすぎた結果、地方では医者もベッドも看護婦も何もかも足りず、救急患者が治療を拒否されて死ぬ事態にまで至っています。

どこの発展途上国かって?オックスフォードとケンブリッジを生み出した素晴らしい国

ですよ。保守党万歳!

 

Reality Check - The NHS Crisis Explained in 3 mins. - YouTube

 

日本の医療は大丈夫 EU離脱決定の英国で医療クライシス 待ち患者2人が死亡(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

そんな感じかな!じゃあの。