夏セミンゴ2018

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Chapter.5 Politics - ケース例 "assuming that human beings with superpowers have come into existence, THBT those with superpowers should be governed by an international community on its use of their powers."

Assuming that human beings with superpowers have come into existence, THBT those with superpowers should be governed by an international community on its use of their powers.(Osawa Cup 2017 R2)

 

まぁ文章の通りですが、スーパーマンが現れた場合に、その個人が好きに力を使うのではなく、international communityによって統治されるべきかってmotionです。

 

Motion中のwordingはGoverned by international communityとなっていますが、ようはスーパーマンが自分の力を、自分のchoiceでexcerciseすることをprohibitするので、choice restrictionのclushは入ってきそうです。

 

んで、argumentを考える前に考えておきたいのは、特にGovがdefinitionをする上で気を付けたいのは

(a)What is superpower?

(b)what is international community?

ですね。特にinternational communityのdefinitionをきちんとしないとA.P.の話が出来ないので、defineしましょう。

 

(a)what is superpower?

とりあえずはsuper powerってのが何かをイメージを持ちましょう。
僕はかっちょいいのが思いつかないので思いついたのは

 - 手からかめはめ波がでる。
 - 時を10秒くらい止めることができる。
 - ゴムゴムのピストル。ギアセカンド。八尺瓊勾玉。卍ッッッ解ッッッ!!!

   くらいでしたが、まぁ洋画が好きな人は
X-MENアベンジャーズ、スーパーマンあたりを思い浮かべるのが良いかと。

もうちょい真面目に書くと
 - 敵を倒すことができる。戦争のどちらかを1人で勝たせることができる。
 - 穀物を実らせることができる。貧困を軽減することができる。
 - 反社会組織、例としてマフィアとかを撲滅することができる。

praの話をする際に「こいつらって、実際には何ができるの?」ってのをある程度考えておかないとillustができないので、まぁイメージくらいは持っておきましょう。

で、まぁ多分すごい力です。よく使えば素晴らしいですが、悪い風に使うととんでもないことになります。なので、それをどう管理するか?っていうMotionになるのかなと。

 

(b)what is international community?

このinternational communityってのはたまに出ますね。

具体的にはどういう組織?って話ですが、まぁ新しく作って色々modelを話すのが面倒であれば、United nationに中に新たな下部組織を作って管理しますとかで良いのかと。

組織は様々な国の軍事専門家や、国際政治専門家等のprofessionalを置いて、ちゃんとsuperpowerが管理できる体制を整えますとか言えばいいかと。

この手のinternational community/court/organizationをsetするモーションで必ず発生する問題(かつ、Oppがargumentにできるところ)は、大国の影響が強くなってしまうところです。

UNSCの五大国(アメリカ、ロシア、フランス、イギリス、中国)の影響が強いですし、他の国もその影響を受けます。すると、大国が政治的なツールとしてそのinternational communityを悪用するのではないかって話が出るので、なるたけそれが起きないようにmodelを作るのが良いでしょう。

いろんな国からの専門家を呼ぶことで特定の国の影響を避けるとか、予算は様々な国からなるたけ平等に取る様にして大国の意見を強くしないとか。

 

それを踏まえてGovのProblemを考えていくと

(1)このsuperpowerが個人によって悪用されたらやばい

って話を単純にすることになると思います。

 

んで、どのモーションでもcharacter分析をやると思うのですが、このモーションのsuperpowerを持ってる人については誰か不明なので、その分析ができません。

この人が良い人だったら、世界をすくって万々歳ですが、悪い人だった場合、あるいは世界を救うことに興味のない人だった場合、benefitは発生しないし下手すればこの人は人を殺します。
例としてこの人がギャングに入るかもしれません。
あるいは金正恩の思想に賛同して、日本に核ミサイルばりの攻撃力で攻めてくるかもしれません。 日本壊滅でオワオワリ。
また、その人が強い倫理観を持っているとも、特定の思想に基づいていないとも限りません。
アメリカの過去の極悪非道な歴史(イラク侵攻、アフガニスタン戦争、1970年代の中央アメリカでの社会主義的民主政権転覆、MNCの活動)等を知って、アメリカはクソだ!滅ぶべき!ってやる可能性もあるわけです。
それをやったら世界経済が滅ぶかもしれませんが、それをきちんと理解できるオツムを持っていると保証できるわけでもないのです。

 

で、A.Pは国際社会の良心笑に基づいて、きちんと管理していきます。
ここでGovのmodel「Governって具体的に誰がやるねん。」が大事になってきます。まぁ強大な影響を与えるので、国連総会や安全保障理事会あたりが発想として浮かんでくるのですが、まぁUnited nation security counsilを用いると大国のveto問題が発生してしまって、UNSCveto systemを用いると中国とロシアが面倒臭いので、普通に「国連で多数決とります。」とかでも良いのかと。
で、まぁ国連できちんとした情報に基づいて判断したほうがちゃんと力が使えるよねと。

んで、このケースはrisk hedge的な発想に近いですよね。
どっちのケースでもbenefitが発生する場合があるけど、ダメなケースもありうるから、そのダメなケースを消そうみたいな。

 

これに対してOppはGovのProblemをできる限り削った上で、個人が管理したほうが良いbenefitを押すのかなと。あるいはprincipleでも構いません。

problemに対して:
個人はそんな悪いことはしない。理由として
(a)法律によって悪いことは禁じられている。punishmentによるdeteranceは彼/彼女にも存在している。
(b)悪いことばっかしていると世間からすごい嫌われる。友達もいなくなるかも、、、社会から孤立して毎日超unhappy!さみしい思いをするからそれを避けるためにしない。

 

あるいは彼がやったとしても潰せる。理由として
(c)他のsuperpower持ちが悪い奴の悪行を潰しに行く。
一般的に犯罪率を見ても分かる通り、ほとんどの人間は悪いことしない。少ない一部の奴がやらかすにはやらかすけど、それを良い心を持ったsuperpowerたちが潰せば良い。(まぁ潰す過程でハームは多少発生しますが。)
とかまぁ頑張って潰しましょう。

 

ただ(a)と(b)に関しては
(a)Gov「アメリカ軍よりも強いやつ、どうやって捕まえて裁くの?」
(b)Opp「そんな悪い奴はギャングとか反社会組織で居場所を見つけるから関係なくね?」
とか言われうるので、まぁそれに対するrefuteは考えておきましょう。

で、それに加えてpositive matterが二つあります。

 

(1)principleで
「個人は自分の意志なく戦争に参加させられるべきではない」
とか出せます。
おそらく国際社会が「ちょっとsyriaのアサドうざいから殺してきて」って言ったら、まぁその人は殺人を犯すことになります。かなり辛いですし、相当なトラウマになるかもしれません。殺人を強制されることに変わりはないので、それは人権に反するってキレましょう。

ちなむと、Govはこれをdefinitionで回避することが可能です。
やり方としては「基本的に個人は自分の意志でsuperpowerを使うことはできない。使っていいかどうかを決めるのは政府だけ。しかし、政府の要請に対して拒否をすることは可能。そりゃあ我々人権を愛するGovermentですから、強制的に人を殺してこい!なんて言いませんよ^^おそらく複数人のsuperpowerがいるはずなんで、シリアに行っても良いよ!って人に頼みます。」ってのはまぁfairなdefinitionかと。
なので、Oppはこのargumentを立てる際にはきちんとPOI等でGovのdefinitonを確認しましょう。

 

(2)practicalで
「国際社会によって、本来なら改善されるべき問題が解決できなくなる」ってのが言えるのかなと。
多くの国が明確に解決したい問題、例としてシリア内戦等であれば力の行使にGoサインが出るでしょう。しかし、多くの国が利権を貪りたい、問題に触れて欲しくない場合には力が使えません。
例として、世の中にはMNCによる搾取、児童労働、環境破壊、などが挙げられます。
これらの問題を解決しようとすると、MNC、ひいてはそこから多額の税金とlobbyingを受けている西洋社会的には望ましくないわけです。
すると国際社会的には「問題を解決します〜」って言いながら「強大な力を間違って使用すると返って混乱をもたらす」とか言って力の行使を大半の国が認めないでしょう。

特にこういう国際社会での投票は、先進国がかなりものを言います。
米「力の行使に反対票を投じないと、援助減らすぞ」とか「うちの国と今後も良好な貿易関係を築きたいだろう?反対票よろしく^^」とかは全然ありうる話です。

これらに対して、Oppでは「個人なら政治的なincentiveが絡まないから、すぐ行動できるよね。世界救います!」って言えるかなと。

が大枠になるのかなと。

 

で、あと言えそうなのが

Gov:風評被害的な話はできるのかなと。
90%のsuperpower君が良い人だったとしても、10%のsuperpower君が悪いことすると「superpowerって、危ない人々なんじゃ、、、なんかおきたら怖いし、近寄らんとこ、、、」ってなりかねません。
黒人の発生率が高いという間違ったデータを知って、黒人は一般的に危ないかも、、、っていうあの差別と一緒ですね。
これやると他の90%の人々が社会で差別を受けます。
しかし、APでは国際社会が決めたことにしか力を行使できないので、「この人が発狂して私死ぬかも、、、」って一般の人々が思うことは無くなるのかと。

あと、人道的介入であれば目的を果たしやすくなるのかなと。
人道的介入の目的は「現地の状況を改善すること」が至上命題ですが、それだけを考えるわけには行かないのが現状です。

例として、アメリカでは2000年代にイラク戦争とアフガン戦争の影響で厭戦的な空気が蔓延してました。
これだけ自分たちの兵士が傷ついて、結果はよくわからない。戦争に行く意味あるの?っていう発想です。かつ、戦争には膨大とかいうレベルじゃないレベルのお金、予算が必要になります。
これに対してsuperpowerは複数人程度なので、お金もあんましかかりません。
purelyに「戦争に行くべきか否か?」って議論ができます。
まぁargument的に言えば「external factorによって、Just warに行けなくなる」ことをpreventできる。とか言うんかね。

 

Opp:決定が遅いことが指摘できるのかなと。
国際社会の選択ですが、どうしても時間がかかります。
問題が発生してからの状況確認、各国で意思決定をしてから国連で表をまとめて、その間に政治が動く時間があって、、、って考えると結構な時間を食います。
戦争に関しては時間がたてばたつほど被害は多くなるし、解決がしにくくなるので、Oppは
「シリア内戦最初はシンプルだったのに、だらだらしてたら複雑になっちゃって解決方法わかんないじゃん!solveできないじゃん!個人だったらもっとすぐ動けたのに、、、」ってのは言えるのかなと。

 

 

そんな感じかな。

まぁアベンジャーズ見てたら、argumentは思いつくと思うんで、ぜひ見てみてください。俺見たことないけど。

 

じゃあの。