夏セミンゴ2018

「このグループに関して」 元は夏セミ2016の中級クラスの部屋です。 ここはディベートに関する資料を適当に貼っていくところです。 ここに書いてあるものは誰でも編集できるので、好きにコピペするなりして使ってください。また、誰でもまだ入ってない人を招待できるので、自大とかで資料見たいって人がいたら好きに招待してあげてください。使えそうだと思ったら、後輩にばらまいてもらっても大丈夫です。 何か質問とか要望があれば、コメントしてちょ。何でも答えるよ!多分!

Chapter.9 Education - ケース例 "THW instill nationalism in primary education"

これも、FBからの転送になります。

転送だけど、あれこれ加筆してるふりをしているので、まぁ暇なら読んでみて。

 

THW instill nationalism in primary education(Debate no susume 2018 R3)

 

このモーションは「nationalismとは何か?」が一番重要でしょう。
sign postで一個独立して"what is nationalism?"って建てるくらい。

 

Nationalism - Wikipedia

 

色々ネットで探したが、日本語資料ろくなものがねぇ・・・

ので、英語資料であるwikiに頼ります。

上のサイトを見たら分かるんですが、nationalismには「無限」に種類があります。

しかし全てはdebate上重要ではないので、みんなが知らにゃいけんのは、

 

definition of nationalism, civic nationalism, ethinic nationalism, religious nationalismくらいかと。

その項目だけまずは読んで見てくれ。

 

で、nationalismの説明は僕よりはるかに上手い人々が以下で喋っているので

https://www.youtube.com/watch?v=adPe9h5w6Kk

を見た前提で話します。

上の動画は超聞きやすいし、まじでとても良いスピーチが詰まっているので、是非聞いて!

とりあえずはPMを真っ先に聞いてください。nationalismが何かってちゃんと喋ってくれているのと、基本的な情報がだいたい全部詰まっています。PMとしてもとても良い。

 

それ聞いたら、あとは他を聞いてくれればいいかと。私の大好きなStephanie Bell

もいるし。

 

Gov

(1)そもそも教育とは何を教えるべきなのか?

(2)nationalismとは何か?

(3)教育のprincipleにnationalismはfitするのか?
です。

 

2nd speakerは
(4)nationalismをinstillすることによる国民へのbenefit
とかを話せばいいかと。

 

Gov

 

(1)そもそも教育とは何を教えるべきなのか?

他の教育モーションでも書いてありますが、基本的に教育は「大人になった時に自立的な人になれる、自分の生き方を自分で選べる」ようにするという前提があります。Keyword的にはIndependenceでしょうか。
で、nationalismは1つの思想なのですが、これが望ましい思想なのであれば、まぁより良い社会のために教えてもよくね?って感じですかね。他人に優しくしましょうって教育で教えてるし、まあこれもよくない?的な。

なぜ望ましいのかはいかに書きます。

 

(2)nationalismとは何か?

すげぇ雑に書いちゃうと、nationalismとは

自分の国、国内の人々を愛し、より良い国を目指すidentity」です。

またこれは、「国の繁栄、発展のために努力をすることを良いもの」とみなすことであり、「人種や宗教など多様なidentityを持つ人々の中で、愛国心というcommonalityを持つこと」も意味します。 

しかし、nationalismの最後に-ismとあるように、これは1つの思想です。上で書いたように、教育がindependence、つまりどの思想にopt-inするかも個人が選ぶことを良いとするのであれば、思想をinstillするのは教育の目的に反しているように見えます。

じゃあなんでこれを教育に含めるのかは、(3)に続きます。

 

(3)教育のprincipleにnationalismはfitするのか?

 

ここで特定の思想を持つことの意味、あるいはGovのproblemとして
「independenceだけをbaseに国民が形成されると、国全体が不幸になる」的なことを言えばいいかと。

 

nationalismを歌わなくても、みんな適当には法律を守るでしょう。ただし守ってない人も結構います。
人間は基本的に利己的な部分があるので、自分のことだけ考える面もあります、利他的な部分もありますが、そのaltruisticな部分があったとしても、往往にして自分の仲の良い人々にだけ(same community, same religion, same ethnicity)向きがちです。下手したら知らん人のことは見捨てます。

 

また上記のdebateでもずっと争われますが、nationalism以外にも、国はidentityで溢れています。raceやreligionによって、すでに人々は分断されています。

全てのidentityは「同じidentityを持つ人をより強く結束させる(inclusivity)」とともに「同じidentityを持たない人をcommunityから排除する(exclusivity)」可能性があります。しかもこれらは国のinstillingなしに、自然に発生します。かつ、消すことはできません。

 

この時に金持ちの白人が「遠く離れた貧困層の黒人であろうと、同じアメリカ人であるのであれば、彼/彼女は同胞であり、私は彼/彼女を愛する」と思えばより多くの税金を払う、より下々に優しい税制をサポートする、差別意識は減る、よってより幸せな社会ができるでしょう。
裁判や警察の任意質問など、差別が問題を起こしうる場面でもnationalismがあればmitigateできるでしょう。

 

また、国を守るためには軍隊が必要です。そのためには「自分の命を晒しても、自分の愛する国を守る」と人々が思ってくれることが重要です。

その公共性があって初めて国防が成り立ち、人々が安心して暮らし、自由な選択をする土壌が守られます。

 

すると、教育の目的として
「個人が自立して思うように生きられる社会」ってのを作るために、皆がお互いをrespectして愛情を持てる社会を教育で作るってのは必然だと言うのかなぁと思います。

国が教育に投資したり、貧困層でも病院に行けるような国を作れなければ、貧困層は勉強をすることはできませんし、病気になってもきちんと直せず、職を失う可能性もあります。

国が教育や福祉、医療、国防などのインフラを整えることは将来的に「人々のChoice」を支えるものになるのです。国民がきちんと教育を行うことによってモラルが向上し、犯罪が減れば、それだけ他の人々の権利を守ります。 

will jones風にいうと、equal concern and respectをみんなが持てる国を目指すイメージです。自由民主主義国が重要視する権利や選択の自由は、nationalismをinstillしないと成り立たないのです。

 

上であげたように、宗教や人種などのother forms of identityは消すことができません。その分断された人々をuniteさせ、お互いに重要な人々と思わせるには、別のidentityでくっつける必要があります。まぁ延々とOG/CGのケースですね。

 

Opp

 

(1)そもそも教育とは何を教えるべきなのか?

(2)nationalismとは何か?

(3)教育のprincipleにnationalismはなぜfitしないのか?

 

(1)と(2)は上と一緒なので、(3)から始めます。

 

上でも書いたように、教育の目的は「将来自分の生き方を選べる」ってのがあります。
その中には自分で好きな思想(ideology)にopt-inするというのも含まれるので、教育時点でnationalismをinstillするのは間違いでは?って路線かと。

つまり、大人になった時に科学を信奉して宗教を信じずに生きるのか、あるいはイスラム教を信奉して生きるのか、はたまた無神論者(athiest)として生きるのか。

また経済面で言えば市場原理主義を信奉して国家の介入(税金等)に反対するのか、それとも平等な社会を求めて高負担、高福祉(北欧式)の社会を望むのか、なのです。


上にも書きましたが、個人が愛国心を抱くかどうかを選ぶ能力があることも大人の条件の1つです。
アメリカ人だからと言ってアメリカを愛さなければならない必要はないし、他者を愛さなければいけない理由もありません。
ロシアのが好きで、アメリカは好きではない!と言ってもそれはlegitimateな思想なわけです。

Oppのやり方としてGovのbenefitはexclusiveではないと言いつつ、freedom of thoughtを担保することが重要だと言いましょう。

 

これはMOが最後の方で言ってますが、別にnationalismでなくても「法律をきちんと守りましょう。」「権利をきちんと理解し、他者の権利を侵害しないようにしましょう」等educateすれば上記の問題はsolveされるとし、左記のalternativeでproblemを潰した上で
「educationは特定のthoughtをinstillすることではなく、citizenの将来のfreedom of thought、Freedom of choiceを担保することが重要」って言うprincipleで戦えばいいかと。
praのハームとしてはみんなが「アメリカ大好き!」って言ってる中で一人が「俺ぶっちゃけアメリカ全然好きでないんだよね」とか言うととても嫌な顔をされます。キチガイと思われます。

これはそもそもchoiceをsupportしていません。人々がアメリカ嫌いやねんって意思表示をしても、周りから叩かれまくったらその思想を持ち続けるのはとても難しいし、そのchoiceを行うことはできません。特定のchoiceをするためには、一定の人々がそのchoiceをsupportすることが重要です。

 

ここで1つdebateで要素になるのは、他の国との比較は?ってのがあります。

見方によっては、自分の国を愛するというのは他の国に比べて自分の国を優先するという面も含まれるかもしれません。

Opp的には「人々には、国によって差別をして欲しくない!その思想は差別に繋がる」と言えるかもしれません。DLOがイントロで言っているように、commonalityならhuman beingというcommonalityの方がより包括的(inclusive)だし、なぜ国で区切るの?アメリカ人に「私には、アメリカ人の方がロシア人よりも重要だ」って思ってもらってもいいの?って言えるかもしれません。

 

上に書いたのはこのdebateのbaseとなる話です。

より深く考えてみたい、俺の考えた神Extention出したいって人は以下の質問を考えてみてください。

 

(A)国民は、nationalismをどう自分でdefineするの?みんなおんなじ風に考えるの?

(B)てか、nationalismって誰が決めるの?国民?政治家?Majority?

ヒントっぽいものが上のdebateで結構話されているので、特にCOかな、それも含めて是非聞いてみてね。

 

そんな感じかな!

じゃあの。