夏セミンゴ2018

「このグループに関して」 元は夏セミ2016の中級クラスの部屋です。 ここはディベートに関する資料を適当に貼っていくところです。 ここに書いてあるものは誰でも編集できるので、好きにコピペするなりして使ってください。また、誰でもまだ入ってない人を招待できるので、自大とかで資料見たいって人がいたら好きに招待してあげてください。使えそうだと思ったら、後輩にばらまいてもらっても大丈夫です。 何か質問とか要望があれば、コメントしてちょ。何でも答えるよ!多分!

Chapter.0 その他 - KK CupとAC稼業について

なんか半年前くらいに書いた奴が下書きで残ってたんで、更新して公開しておきます。

 

こんにちは、リヒターのインキャ戦法に打ち勝つことができず家で発狂してるピーチ使いです。

 

今回は、1億年ぶりくらいにKK-Cup 2019とかいう1年生BP大会でACやったんで、それについての思いと、今後みなさんがやるであろうACについて思うことを書こうと思います。

 

あんだけだらだらディベート界隈で遊んでるくせに、KK-cup入れて3回しかACやったことなかったんですよ。理由はACが嫌いだからです。

おそらくですが

a.ディベーターで出る方が楽しい。

b.モーション出したら「は、Gov勝てるわけねぇだろアスぺか!?」などとtwitterでdisられる

c.ジャッジのが気が楽

とかでしょう。まぁでも今回やって楽しかったんで、イメージを一新しました。

 

んで、他にもっといっぱい書けそうで知識ある人はいると思うんですが、まぁそれはそれで読んでもらうとして、これは絶対大事でしょってことだけ書こうと思います。

 

(1)KK-cupのモーションの個人的な選出理由

(2)今後のACをやる上で考えて欲しいこと

 

(1)KK-cupのモーションの選出理由(勝手な想像含め)

R1. THW implement blind voting for general elections

R2. THW ban sales and use of study drugs (e.g, Adderall, Modafinil) except for madical purposes

R3. As feminist movement, TH supports women using her sexuality/femininity (Ex. flirt with superiors and customers) to climb up the corporate ladder.

R4. THBT states with aging populations should accept more immigrants instead of providing incentives for their citizens to have more children

QF. THW allow privatization of prison

SF. TH prefers a world in which all arts were anonymous over a world where they were always attributed to the artist.

GF. Assuming feasibility, THW erase sense of fear from soliders

 

まぁAC五人で出してるんで、色々思いはあるんですが、個人的には、「特に予選」は重要視してました。

まぁ要は一年生大会なんで、みんなができるような奴出したかったんすよ。

 

1つの考え方としては、「同じ考え方をするモーション」をやったことがあるかどうかですね。

R1なら基本は「politicianのimageやpersonalityとかを選挙に絡めるべきか、policyだけで決めるべきか」って話になるので、THW ban negative campainingやTHW not broadcast private life of politicianとかをやったことはあると思うので、まぁできそうかと。

 

R2は体に害のあるアイテムを使って、競争に打ち勝つことは良いことなのかってモーションなので、THW legalize performance enhancing drugとかをやったことがあればできそうかと。

 

R3.は通常の「能力」でない方法を使って女性が上に上がることのぜひなので、THW introduce female quotaと同じような発想をすることが多くあります。まぁできそうかと。

 

R4.は似たようなモーションはないのですが、コンテクストが日本でイメージしやすいってのと、移民がきたら大変とか、人がいないとlabourがいなくてやばい!って話は他のモーションでやることもあるので、まぁ普通に思いついてくれるかと。

 

QFはちょっと難しめですが、THW privatize water sectorとかやったことあれば対立軸は同じですし、ブレイクする人々はそこそこ練習してそうなので、まぁやってそうかと。かつinfo slideでヒントも出しています。

 

とかいう感じですね。やっぱ一年生大会なので、予選が「崩壊」しないよう結構気を使って選んでます。

 

(2)今後のACをやる上で考えて欲しいこと

 

ACをやるような人々って、基本的にはdebateも頑張ってて、実績を残してる人が選ばれるんですよね。

かつ所属も結構debate強いところが多くて、日頃練習で見ているレベルが高いってのもあります。だいたい2~3年とかで初めてACやるって人もそこそこいると思うんですが、そんときに決まって陥りがちなのが、モーションが難しくて大会の特に予選が崩壊するってことです。よくあります。

 

いやね、気持ちは分かるんですよ。自分も昔やらかしたことがあるけど、ある程度上手くなってきて、難しめのモーションが面白いと思うようになって、そういうの出したい!って気持ち。それでモーション群を集めてACで話し合っていくと、気づいたらむずいモーションしか残ってないみたいな。

しかも他にそれっぽい候補モーションがないと、だいたい出てくる発言が「いやまぁゆーて、できるっしょ笑」なんですね。コールの1つも言えないのになんでこの時だけウェイ⤴︎系になってしまうのかと。なんなら追加で「まぁできないのは練習してないのが悪いっしょ笑」なんて発言も普通に出ます。自分も言ったことがあるので完全ブーメランですが。

おそらくその時には、多分に「まぁ上の部屋はできるっしょ」ってイメージがあります。それは事実かもしれませんが、予選では上手い人から下手な人までいるんですよ。上の人たちだけできても、下の部屋や、バブルは崩壊して惨めなことになります。

ブレイクラウンドは優勝者を決めるという意味で重要なんですが、一番多くの人がやるのは予選なんですよ。

 

んで、モーションを選ぶ際に体感として分かりやすいのが、予選のモーションを選んだ際に

「そのモーションを出して、バブルとその下の点数の部屋のOG/OOが変なことを言わないか」

「自分がバブルより下の部屋にジャッジで入って、崩壊したラウンドを見て悲しい気持ちにならないか

ってのは大事かと。自分だったら下の方の部屋には入りたくないなぁ〜って思ったら、そのモーションは難しすぎます。

 

ブレイクラウンドは多少難易度を上げても良いと思いますよ?ある程度実力が上がるんで。それでも、どういう層が大体ブレイクしそうで、彼らがモーションできるかってのは変わらんです。

 

disりたいわけではないんですが、以前一年生大会で以下のモーションが出ました。

 

TH regrets the domination of English as the global language

 

これは確かOFだったんですが、普通に考えて秋くらいの一年生ができると思いますか?debate5~6ヶ月とかですよ?dominationをS.Q.と置いた場合に、A.P.の世界が想像できますか?しかもharmが最低限出せますか?

おそらくですがほとんどの部屋で、なんとなくGovが「は、、、?うんまぁ文化大事?」とか言って、Oppが「いや知らんけど、英語できるから雇われるんじゃん?」って一行で終わりですよ。7分スピーチ*4人で、28分のうち24分くらいは意味不明なこと/いらないを喋っていたんじゃないかと勝手に妄想しています。

おそらくよくリサーチしてる子とかGFにいくような子はできるかもしれません。でも、16チームのうち2~3チームができるようじゃダメなんですよ。全員が最低限は一応思いつくことが大事だと思います。

 

大会にわざわざ来て、予選やブレイクラウンドでモーションが分からなすぎて意味不明なことを考えて15分間困るなんて、何も楽しくありません。

それをやるんだったら古典モーション出して、ある程度分かる中で勝ちを争ったほうがよっぽど楽しいです。

 

また、難しいモーションを出すのであれば、特に学年大会はフォローしてあげるのが大事だと思います。

今回もちょっとやってるんですが、QFのTHW allow private prisonはモーションとして難しいってACで話し合ってたんで、info slideと称して情報をちょっとあげてます。これの方がdebateが変な方向に行かずに、ちゃんとしたdebateが成り立つと考えたからです。

 

まぁそんな感じでね、このブログを読んでいる人の中には将来ACになる人たちが一杯いると思います。

またこの発想は部内連でモーションを出すときも重要です。

その時に、真っ先に「大会の参加者のレベルを考えること」「みんながある程度できるモーションを考えること」を考えてくれると良いかなと!

 

そんな感じですね。

じゃあの。